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ホールの子達がちょこちょこジンをもらいにくるんです。

何に使ってるのかなー、と思ったらスプレーボトルに入れてワインクーラーやトレンチの拭き上あげに使ってるんですね。

そして、今日出勤したらこのジンが届いていたわけです。



シンガポールで流通してるこのアイランドシリーズ。ウィスキー、ウォッカ、ラム、そしてジンとあります。

ちなみに味の方は、近年まれにみるマズさ。今日大抵の商品は、多少の美味しい不味いはあるけれど、それは好きか嫌いで語れる範疇でのこと。

このシリーズはヤバいです。完全に頭がすごく痛くなる系のエチルアルコール臭プンプンです。お値段も安いです。

バーでは当然発注してないので、ホール側の拭き上げ用にとったものなわけですが、以前からなんでジンなんだろう?って思ってたんですよ。

アルコール消毒ならウォッカのほうがピュアだしいいんじゃないか?でも、ジンのボタニカルが金属の輝きを増す効果がある?とかいろいろ、、、。

ちょうどうちのスペイン人ヘッドソムリエのパコちゃん(彼は世界のファインダイニングを渡り歩いてきてる業界のプロフェッショナル)がいたので聞いたんですよ。

「なんでジンなの?ウォッカとかじゃなくて。」

彼曰く「なぜかは知らないけど、スペインじゃ昔からどこのレストランも拭き上げにはジンを使ってる。ワインクーラーもトレンチもエスプレッソマシンも全て。」

なんか面白くないですか?こういう慣習というか風習。こんなこと彼がいなかったら一生知らなかったなー、なんて。

これは自分の勝手な想像ですが、おそらく薬局で消毒用アルコール買う手間とかコスト考えて、そんならバーに置いてあるジン(当時、ウォッカはスペインでは少しコストが高いとかバラエティが少ないとかの理由で)使っちゃおうぜ。みたいなとこから始まったとおもうんですけど、どうでしょう?

ということで、うちの拭き上げ用ハウスジンは、ビーフィーターからアイランドジンに変わりました。


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2008 Jorio Montepulciano D'Abruzzo
/ ヨーリオ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ

【Region】 Abruzzo, Itaria

【Producer】 Umani Ronchi

【Grape(s)】 Montepulciano

ソムリエ"Yoshi"の今夜のオススメ。営業終了後のサパーに持ち込み。料理は中華、Tian Tian Seafood Restaurant。

これまた、「神の雫」にも登場するワインだそうです。見た目の色の濃さほどガッツリ重くはなく、軽快なコク。イメージ的にはシラーズに近い感じ?適度なスパイシー感と程よい重さは、まさに深夜の中華サパーにピッタリ。ご馳走様でした。

“ヨーリオ”モンテプルチアーノ・ダブルッツォ[2009]年・ウマニ・ロンキ
「まず技術ありきだと思うんですよね。」

去年のワールド・カクテル・コンペティションの開催国はシンガポール。大会前夜、日本代表のTさんと、オブザーバーとして一緒に来星していた今年の日本代表Yさんと飲む機会がありました。これは、そのときにYさんが呟いた言葉。


『ハマの首領(ドン)、グローリーの宮内誠氏』

これを聞いた時、「あ、自分が思うバーテンダーにとってとって大切なものって間違ってないよなー。」と、何か心強さというか安心感を覚えたんです。

会話が面白いとか、客あしらいが上手いといった接客ももちろん大事だけれど、まずは”美味しいものをつくる技術”、これがバーテンダーの第一のアイデンティティーであり、求められているものだと思うんです。

極論かもしれないけど、接客第一だと、「別にバーテンダーじゃなくてもいいじゃん。」ってことになっちゃう。

美味しい鮨を握れる、美味しい焼き鳥を焼ける、美味しい天ぷらを揚げられる、美味しいワインを選べる、美味しいラーメンを作れる。これ第一でしょ。非常に切迫した位置に第二位の接客はあるけど、それは決して逆転しないと思うんですよね。飲食業の世界でいうと、こいういった技術がお客さんを納得させる”接客”ということになるのではないかと。


『帝国ホテルで20年以上勤められた、ルヴェールのオーナー、佐藤謙一氏』

我々の業界にもレジェンドバーテンダーといわれる大先輩達がいます。接客の達人といわれる彼等も、そのオーラは若い頃の血の滲むような技術の研鑽の上に成り立っているもののはず。

なんでこんなことを書いたかというと、今、日本人バーテンダーの需要が増えてきているとひしひしと感じるからです(シンガポールだけでなく)。特にレストラン。料理、ワイン、サービス、全て一流。その次に求められるのは、レストランに必ず併設されているバーの充実。お酒の知識はもちろん、美味しいカクテルをつくれるバーテンダーが求められています。それは、今流行の欧米のミクソロジストではなく、しっかりとした理論に裏付けされた技術を持った日本人バーテンダーです。


『毛利マティーニ、東京會舘流ステアの妙技、毛利隆雄氏』

これは決して欧米のバーテンダーがダメというわけではなく、詰めるとこをきちんと詰めるのが得意なのが日本人、ということです。もちろん、きちんとした自分のスタイル、理論を持った欧米のバーテンダーもいるとは思いますが、現状、日本のバーテンディングスタイルが世界で注目されているのは事実です。

10年前、雑誌「エスカイヤ」の企画で、銀座「テンダー」の上田和男さんが、ニューヨークのバーでシェーカーを振りました。どちらかというと、味よりも数をこなすこを求められてきたニューヨークのバーテンダーは、上田さんのカクテルをつくる所作の美しさ、正確さ、迫力に、客たちは、今までに飲んだことのないクオリティーの高いカクテルに驚愕。

これは、日本人バーテンダーの技術を、世界の最先端といわれるニューヨークでジャパニーズ・バーテンディング・スタイルとして人々に認識させた画期的な企画だったと思います。


『ハードシェイクを世界に知らしめた、上田和男氏』

もともとの職人気質と外国のカクテル、洋酒事情の情報不足が、良い形でガラパゴス化。その結果、世界に誇るカクテル調整技術が構築されたのです。

あれから10年、我々日本人バーテンダーが世界に飛び立つ時が確実に来ています。

あー、英語勉強しないと・・・、ホントに。
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