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セミファイナルに進めるのは、上位12名。お昼ごはんの後結果発表。残るか、残らないかこのこの時点ではまだわからないが、次の競技の準備もしておかなければならない。

デコレーションにバジルの葉を使う浅倉さん。用意されていたものが、あまり状態の良くないものだったので、セミファイナルに備え新しいものが欲しいとのこと。そこで、お昼を食べに行くついでに、キッチンの人に言って、少しわけてもらいうことに。

メインダイニングのマネージャー(40歳前後の女性)に、「バジルを少しわけてください。彼はWCCのコンペティターで、カクテルの飾りにそれを使うのです。」とかなりあやしい英語で言うと、「そういった用件は、この人を通して下さい。」、と大会運営者の名前を書いたメモを渡し、ぜんぜん取り合ってくれません。(後から思うと、大会中のそういった用件は個人で処理してしまうとややこしいことになるから、全て彼のとこに連絡を、というお達しがでていたのでしょう。)

「100束も200束もくれって言ってんじゃないんだから、いいじゃん。ケチッ!」と思いつつ大会運営者を探しに行くことにしました。その途中、ABSの役員エリス(Ms. Elise)を発見。ちなみに、彼女は1994年のWCC東京大会のシンガポール代表選手。

「エリス、アツシがバジルの葉欲しいって言ってんだけど、メインダイニングのマネージャーがくれないんだよね。(メモを見せて)この人のとこ行ってからにしろって。お昼ごはんの後すぐ結果発表だし、準備もしなきゃいけないから、あんまり時間ないんだけど。」

「わかった、ワタシが交渉してあげる。」、再びメインダイニングへ。

エリス、マネージャーを呼び出し交渉。バジルの葉を渡すのをかたくなに拒むマネージャー。「アンタじゃ、話にならないわ。シェフを呼びなさい!」、「だからそういう問題じゃないんです!マダム!」、テンションの上がる2人。なんかヤバイ雰囲気・・・引き始める自分達。

浅倉さん、「ちい、オレもうバジルいらねーよ。だからエリスに、『もういいです。』って言ってくれよ。」、んなこと言われても今の2人の間に割ってはいることなんか自分にはできませ~ん。

メインダイニングにはぞろぞろと昼ごはんを食べる人たちが集まり始めています。遂にエリス、ブチ切れ!ヤバイ、ガチンコファイトクラブ状態!皆注目しちゃってんじゃんよ~。エリスも実はホテルウーマン。マネージャーの対応に、同じホテルウーマンとして納得がいかなかったのでしょう。

今にも手が出そうな状態(2人がね)のなか、なんとか2人を引き離す。その後、大会運営委員長がちょうど昼ごはんに。エリスが事情を話すと、すぐにキッチンから新鮮なバジルを、持ってきてくれました。エリスの勝ち~。シンガポーリアンの底力を見ました。

「万全な状態で競技に望みたい。ワタシも昔コンペティターだったから、あなた達の気持ちはよくわかるの。それに対してはもちろん協力するわよ。」とエリス。

お昼を食べ、改めてスタンバイの後、会場へ。つづく。
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ウェルカムディナー。スペインって素敵。

同じくスペインで、1枚・・・。
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・・・素敵なご夫婦です。
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No.28「日本」:浅倉 淳氏 Mr. Atsushi Asakura
さすがです。演技にスキがありません。浅倉さんの動作の美しさは、海外のバーテンダーからも絶賛されていました。

「マコト(WCC 2004 ラスベガス大会の日本代表、勝亦誠さんのこと)の演技を見てから、オレはジャパニーズスタイルに感銘を受け、大いに参考にしている。」と語るのは、
No.27「オーストラリア」:Mr. Ingram Jung
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競技は以外にも時間通り進み、朝から始まった全48選手の演技は、昼前に無事終了しました。お昼ごはんの後、セミファイナル進出者の発表。セミファイナルへは、48人中上位12人が進みます。
ステージにあがり、セッティング。カウンターは狭く、NBAの技能競技大会のようなセッティングは不可能。そこは臨機応変にアレンジ。氷は想定していたものより、しっかりとしたものでした。

「準備が出来たようです。それでは今から競技を始めます!ナウ!」、という司会者の合図でスタート。ノリの良い大音量の音楽が会場を盛り上げます。そういえば、最近はNBAの大会も競技中音楽を使うようになりました。余談ですが、これを始めたのはNBA横浜支部の松原支部長、多分。それまではシーンとした中、皆シェーカー振ってたんですよね。

同じ第1ラウンドの選手の紹介・・・
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No.1「ルクセンブルグ」:Ms. Garoline Bortolotti
キレイな人です・・・。
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No.2「キューバ」:Mr. Menes Leon Joel


No.3「デンマーク」:Mr.Vestbirk Lars
俳優のような顔してます。かっこよいです。
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No4「シンガポール」:地井 和広 Kazuhiro Chii
ワタクシです。

選手1人に1人のテクニカルジャッジがつき、技術面を採点します。特に大きな失敗も無く演技は終了しました。特筆すべきは、司会の人の盛り上げ方。選手がカクテルを調製中、一人一人の名前や国名、レシピ等を紹介しながら周るのですが、それがもうノリノリなんです。

「シンガポーッ!シンガポーッ!シェイキッ!シェイキッ!シェイキッ!」、音楽に合わせて絶叫。しかも、真横で。うるさいし、邪魔なんですけど・・・と思う反面、こんなんもいいかなぁ~なんて思ったりもしました。
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この2人が司会です。たしかに2人のおかげで、地味になりやすいクラシックスタイル部門も、最後まで楽しく、大盛り上がりだったわけです。

この後は、日本代表、浅倉さんの登場!つづく。
大会当日、朝8時に浅倉さんと共に会場へ向へ。選手ミーティングまでの時間、作業カウンターをチェック。高さは事前情報とほぼ同じだが、若干狭いような気もする。バックバーに自分が使うお酒が揃っているかもチェック。不安だった日本産リキュール「サントリー 巨峰 紫」は無事届いていました。

出欠の確認後、ミーティング。演技は4人一度にステージ上で行われます。このとき初めて順番の発表、「シンガポール、ナンバー4!」、一番最初のグループ。ルール等の再確認の後、デコレーションの仕込み。

「1番から4番の選手、デコレーションの準備を!」、WCCのルールでは事前にデコレーションを仕込むことは出来ず、ステージに上がる前に、15分で仕込まなければなりません。

一応まな板とペティーナイフは用意されているのですが、例外なく海外のそれで、こんなナイフ危なくて使えねーよ!という代物でした。当然持参品を使用。フルーツも怪しかったので持参し、それを使用。案の定、自分が使うブドウは用意されていませんでした。イチゴを使う選手なんて半分腐ったようなもの(いつ買ったんじゃい!)しか準備されておらず、気の毒でした。

パインアップル、りんご、ブドウ、それらを作業台に載せ、塩水ボール、ペティーナイフ、まな板を準備し、スタートの合図を待ちました。

ところが!舞台裏はてんやわんやで、一向にスタートの合図はかからないわ、「まだ始めちゃダメよ。」と注意されながらもすでに仕込み始めちゃってるヤツはいるはで結構いい加減。ステージ裏の細い通路に無理やり机を置いてつくった作業場だけに、後ろはバンバン人通るし(これから刃物使って作業するんですけど・・・、日本じゃ考えられません)、デコレーションのジャッジは2人しかおらず、裏と表行ったりきたりで全然まとまらず。

*自分の演技が終わった後、他の選手のデコレーションも見たのですが、やはりスタートの合図がかかる前から始めてしまったり、ある程度仕込みを終えたフルーツを持ってきていたりで、どこからどこまでの15分なのか規定がわかりませんでした。ABS会長マックも、この件は気になっていたらしく、コンペ終了後デコレーションに関してどうだったかを聞かれました。その旨を話したら、「そうだろう。オレも前からおかしいと思っていた。だから来年の台湾大会では、選手1人に1人の審査員をつけるようにしようと思ってる。」とのことでした。

「ハイ、ストップ!」、15分がたち1番~4番の選手のデコレーションが終わるとすぐに壇上へ。いよいよカクテルの調整。カウンターのセッティング。
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「ウッ・・・やはり狭すぎ!」、つづく。
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夜はWCC恒例のアブソリュート社によるイベント。今年はホテル中庭でのライブでした。
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ライブが行われている間、翌日のクラシックスタイル部門の選手は最終ミーティング。大会パンフに記載されているレシピが正しいかなどを大会実行委員長と確認します。

国際大会では用意されてるべきお酒が用意されていなかったり、デコレーションに使うフルーツが現地になかったりなど、様々なアクシデントがあります。今回も、事前説明ではホスト国が全て準備するということだったのですが、多くの選手がデコレーションに使うフルーツが用意されていないという状況でした。場所が場所だけに、近くにスーパーがあるわけでもなく買出しも不可能です。そこで仕方なしに急遽デコレーションを変更するするという選手が続出します。

華やかなライブの裏では、実行委員長と選手たちのバチバチのバトル(今にも喧嘩になりそうなくらいの勢い)が繰り広げられてたのでした。そりゃそうですよね。国の看板背負って年一回の大会に標準を合わせて練りに練ったレシピなのに材料が用意されていないなんて納得いかないですもんね。

ここで日本代表の浅倉さん、NBA国際局の上野さんとも合流。明日の会場入りの待ち合わせをする。上野さんの話によると、当日、選手控え室は選手以外は一切入れないので、浅倉さんに付き添って通訳が出来ない、とのこと。「困ってたんだけどさ。俺たちにはちいちいがいるじゃないか、ってね。明日通訳よろしくね。」って、むしろ、ワタクシが通訳欲しかったりするんですけど・・・。

ミーティングも終わり、ライブのほうも終了。「今年もお土産を用意しさせていただきました。それではディナーへ。」とアブソリュート社社長の掛け声で全員ディナーへ。
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今年のお土産は、アブソリュート・ゴールドボトル!

ではなく、実は金色のボトルカバー。中身は新製品「アブソリュート・ルビーレッド」でした。

いよいよ明日は本番。ホスピピタリティースィートでのお酒もそこそこに、早めに就寝。つづく。
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一夜明けて、2日目。この日は丸一日フリー。まずは昨日出来なかったWCC大会メンバー登録。ここで大会のパンフレットと記念ナップザックをゲット。
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ホテルのすぐ横にあるコンペ会場。オリンピックホール。この日は、各国の協会役員による会議が一日中行われていました。
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ギリシャ・コーク。意外と普通の味です。
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ホテルの前にはきれいなビーチ。思わず売店で海水パンツを買って泳ぎまくっちゃいました。フレアーテンディングの選手が練習をしていたり、T-バックの女子がたくさんいたりで楽しい海水浴でした。
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そして日没。パーティーへ。つづく。
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ホテルに到着。部屋は海側。辺りはすでに真っ暗。部屋から見えるヨットハーバーがとてもキレイです。
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メインダイニングでは、ウェルカムディナーの真っ最中。自分らもこれに合流。ちとピンボケですが、写真左が我らがABS会長マック(Mr. Mac Lee)です。
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各テーブルには、ご当地ブランデー「METAXA・メタクサ」が1本づつ。なかなか濃厚な味です。蒸留後にハーブや糖分を少し添加してつくるそうです。こんなハードリカーが各テーブルに1本置いてある日にはこうなります・・・、
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ダンス大会!ここホテルのメインダイニングですから~!確かに生バンドが入っていて音は鳴っていましたけど。初日の夜からハイテンションなバーテンダー達でした。つづく。
「World Cocktail Competition(WCC)」より無事帰ってきました。少しづつWCCの様子をアップしていこうと思います。

その前にWCCについての簡単な説明。WCCは、「International Bartenders Association(IBA)」が主催する、年に一回のカクテルの世界大会。各国の代表が一堂に集い腕を競い合う業界では最大級のイベントです。現在カテゴリーは、クラシックスタイル部門、フレアバーテンディング部門の二つがあり、両部門とも技術、味覚の審査により順位が決定されます。

なおIBAには、各国一団体のバーテンダー協会しか加盟できません。シンガポールは「Association of Bartenders Singapore(ABS)」、日本は「Nippon Bartenders Association(NBA)」が加盟しています。現在IBAに加盟しているメンバー国は約50ヶ国。

開催国はWCCと同時に行われるIBA Meetingで決定されます。今回はギリシャ第2の都市「テッサロニキ」、からさらに車で1時間半、「ポルト・カラス」「メリトン・ホテル」が会場となりました。ちなみに来年は台湾、再来年はプエルトリコで行われます。

今回のこのポルト・カラス、遠い、遠い。約15時間なんて書きましたが、とんでもない間違いでした。

「チャンギ(シンガポール)」発
  ↓12時間
「アムステルダム」・・・待ち4時間
  ↓3時間
「アテネ」・・・待ち3時間
  ↓1時間
「テッサロニキ」・・・待ち2時間
  ↓2時間
「ポルト・カロル」着
  
家を出てから約30時間!こんな長い移動時間、初体験です。さすがの私もホテルに付く頃にはヒゲが生えてきていました。
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航空会社は「ロイヤル・ダッチ・エアライン(KLM)」。フライトアテンダントの平均身長は180cm(多分そのくらい)。皆デカイです。オランダ人は体格がいいのか、座席のスペースも他の航空会社より若干広いです。
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アムステルダム、スキポール空港。空港内にカジノがあります。旅の帰り、余ったユーロ、さらにあわよくば外貨を落とさせようという魂胆でしょか?ギャンブル好きオジサン達の心理を付いた見事な空港です。
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アテネ空港。空港職員のストライキで大混雑!異国の地で、改めて京浜急行は偉いッ・・・、と思った瞬間でした。
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テッサロニキ空港。この辺りで続々と大会関係者と合流。
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とりあえずギリシャビール「ミソス」。結構イケます。
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空港から、さらに車で2時間。この辺になると皆、大会前の興奮はどこへやら、グッタリです。
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遂に到着。現地時間、夜10時過ぎ・・・。つづく。
I am in Amsterdam now. This PC can not type Japanese. Anyway I report result of competition. My ranking is 14th of 49 competitor. Thank you. See you soon!
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「32nd World Cocktail Competition Greece 2006」。いよいよ本番です。これから約15時間かけて、ギリシャへ向かいます。緊張するなぁ~。
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