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もみ合いで下敷き、男性死亡=岡山・裸祭り 

2月18日20時30分配信 時事通信

岡山市西大寺中の西大寺観音院で17日深夜から18日未明にかけて開かれた西大寺会陽(裸祭り)で、意識不明となっていた同市の男性(45)が同日午後、全身圧迫のため病院で死亡した。
 祭りの主催者によると、男性は18日午前零時すぎ、祭りのクライマックスの宝木(しんぎ)争奪戦に加わり、もみ合いの中で下敷きになったという。


【裸祭りの思い出】

12、3年ほど前、この祭りに参加させてもらう機会がありました。外様の自分は、祭りの概要もよく分からず、「とにかくフンドシ締めて、宝木を奪えばいいわけじゃん。」程度に軽く考えていました。当時は虎の穴で過ごしていたため、体力やどつき合いには自信もあったし。しかし、これはとんでもない勘違いでした。

先輩達からは、「絶対に転ぶな。一人で行動するな。宝木を取ったらすぐにフンドシに入れ隠せ。」などのアドバイスをされました。

祭り当日夜、世話役の方のお店(確か喫茶店だったかな?)に集合。総勢約15名。フンドシを締め、差し入れの握り飯を食べ準備完了。「ワッショイ!ワッショイ!」と掛け声を掛けながら、商店街を通り抜けお寺へ。裸男たちで熱気ムンムンの境内をぐるりと一周。途中、池みたなところにザブザブ入ったような記憶があります。(身を清めるたのものだったのかな?)

そして、宝木が投げられるという御福窓の下へ。ここからが修羅場。御福窓の下は、乗車率300%状態。本気で「ヤバイ・・・。死ぬかも。」と思いました。調子に乗って中へ中へ進んでしまったため、出ようにも出れなくなっちゃたんです。さまざまなベクトルによって、人の渦は前後左右ググーっと動きます。ただでさえ乗車率300%の圧、これが動くときはさらに圧がかかります。押す、押さないといった次元の話ではありません。

アドレナリン出まくりです。すぐ近くにいた、先輩(身長が165センチくらい)をふと見ると、あまりの圧力に目がうつろになり逝っちゃてます。「コイツ死んだな・・・」と思いました。御福窓からは、住職が柄杓で水を撒いています。裸男たちに掛けられたその水は、すぐさま水蒸気となりあたり一面を白く覆います。

「どうでもいいけど、いつ宝木ってやつは投げられるんだろう?もうそろそろ限界なんですけど。」と思った矢先、辺りの照明が一斉に落ちました。「キタか!?」

カメラのフラッシュがたかれる中、宝木(2本)と副宝木(こっちは数が多いらしい)が飛んでいるのが見えました。さらに裸男たちの手の上をポーン、ポーンとクルクル回りながらバウンドしています。

バシッ!「あ、取った!」挙げていた右手に副宝木が。しかし、今度は手が下がらない!何しろ乗車率300%。これじゃあフンドシに隠せないよー。すぐ隣にいた連れに、「オイ、掴んだぞ!助太刀しろ!」と叫ぶんですけど、聞こえないんです、すぐ隣にいるのに。あごをクイッ、クイッと動かし上を見ろのジェスチャーでようやく彼も事態を把握。

彼もすぐさま副宝木を掴み、なんとか渦から脱出。周りは当然その副宝木を狙い奪おうとしてきます。一本の副宝木を何人もの裸男たちで引っ張りあってるうちに、1人の裸男が副宝木の両端を持ち、クルリと一回転。アレレッと思った瞬間には、オイラたちの手は外され副宝木は行方不明。その手法、実に鮮やかでした。

「まっ、副宝木に触れただけでもラッキー♪」なんて思いつつ境内を出ようとすると、さっきとは違う先輩が、地元の裸男と喧嘩をしていました。その裸男は、消防団に両脇から羽交い絞めにされつつ、何度もこう叫んでいました。

「赤猫這わしたろかっ!コラ~!」

※赤猫→飼い猫に油を浴びせ火をつけたもの。嫌いな人間の家の飼い猫に火をつけて放り込む行為を「赤猫這わす」というそうです。喧嘩のときの常套文句みたいです。

当時は、こんなことは知らなかったので、「猫が何とか、わけわかんねーこと言ってるアホなんか気にしないで、とっとと帰りましょ。」と先輩と引き上げちゃいました。火照った体に、夜風(というか2月だし、普通に寒い)が気持ちよかったのを覚えています。

祭り特有の、期待感、興奮、覚醒、爽快感は参加したものでないと味わえないものでしょう。ただし、それらを得るには「死」というリスクを背負うことも忘れてはならないのではないでしょうか。

今回亡くなった方のご冥福を心より御祈りいたします。
Comment
≪この記事へのコメント≫
懐かしいですね。当時私は参加しませんでしたが・・・
2007/02/19(月) 10:52:25 | URL | ヒットマン #-[ 編集]
ちいちいさん、御神木を巻抜きで取られて
しまった訳ですネ!あのお祭りの熱気
はニュースで男達の上に立ちあがる水蒸気
で推測はされますが・・・それほど激しいものとは!! 自分も青少年の時、浅草の三社様
で運用法の練習随分させて貰えました?
2007/02/19(月) 12:17:17 | URL | きーまお #-[ 編集]
祭りは楽しい!!
でも相当なリスクもあります
俺がお邪魔している浅草の三社祭りでは、毎年大喧嘩してますが、かなりの怪我人が出てます
中には「こいつ生きてる?」って思う人もしばしば・・・
ちいちいは無事に帰れてよかったね
2007/02/19(月) 12:17:36 | URL | しもりーぬ #-[ 編集]
命がけのお祭り、怖いです~彡(-_-;)彡
神様への生贄なんでしょうか。。。
2007/02/19(月) 13:40:18 | URL | セイラ #lO3nIXUQ[ 編集]
ヒットマン>そっか~。参加しなかったんだ。そういえば善通寺のもあったな~。

きーまおさん>まさに、巻抜きそのものでした。不覚・・・。

しもりーぬ>三社祭りも、かなり激しそうだな。機会があれば参加してみたい気もするけど、やっぱコエーな。

セイラさん>そうかもね。
2007/02/19(月) 17:51:24 | URL | ChiiChii #-[ 編集]
足跡ありがとうございます。

会陽参加されたのですね。
参加する事に意義があります。
枝宝木惜しかったですね!
初めて参加なさったのかな?
何年も参加しても、なかなか触れもしない物なのに、
触れたのは、とっても運がありますよ!

身に着ける「さらし」のことは、「ふんどし」ではありません。
下着ではないのです。
「まわし」といいます。
(*^ー^*)フフ♪

また、来年も参加して、福をもらってきてください。
(⌒‐⌒)ニコニコ♪
2007/02/19(月) 21:19:28 | URL | ??? #-[ 編集]
こり取り場といって、身を清めて、
境内の上(大床と言います)は、冷えてきたら、
身体を暖かくするために、ちょっとだけ揉まれに行くのがコツです。

12時調度に宝木は投下されるので、その頃その年の恵方に向かって投げられるので、
その辺りで待っていれば、うまくすればGETできるかも?

でも、とても危ないので、気をつけないと、今回のような残念な事になりかねません。

それだけ、気をつけてくださいd(゚ー゚*)ネッ!
2007/02/19(月) 21:27:40 | URL | ??? #-[ 編集]
???さん>ご指摘ありがとうございます。やはり、祭りそのものの意義を理解しての参加がよいですね。勢いにまかせて参加した当時の自分が恥ずかしく思われます。

また当時、外様の自分達を暖かく迎えてくれた地元の方々には、本当に感謝しております。
2007/02/20(火) 10:53:47 | URL | ChiiChii #-[ 編集]
三社参加したくなったらいつでも声かけてよ!!
やばい場所に行かなければ楽しく担げるからさ!!!
2007/02/20(火) 12:28:19 | URL | しもりーぬ #-[ 編集]
名前を打ち忘れてたんですね?
m(_ _;)m す・すみません・・・

大床の端にいると、波に押されて落ちてしまう可能性がありますから、気をつけて
来年も是非参加してみてくださいd(゚ー゚*)ネッ!
2007/02/20(火) 21:46:42 | URL | xxxgracexxx #-[ 編集]
しもりーぬ>了解。

xxxgracexxxさん>ども、ども。そういえば、こっちで岡山出身の人がいて、祭りの話で盛り上がりました。彼、高校生の頃から出てたって言ってたな~。
2007/02/20(火) 23:00:24 | URL | ChiiChii #-[ 編集]
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