上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
「一日に何倍もカクテルをつくっていて、これだァ~!この1杯は完璧なデキってのはある?それって何か決まったカクテルとかなの?」

以前、お鮨やさんの大将に聞かれたことがあります。もちろんあります。カクテルは特に決まったものはありませんが、やはりスタンダードなショートカクテルでしょうか。

そんなカクテルが出来上がるときって、材料をシェーカーに注ぐときから、何かが違います。いつもより2倍も3倍も感覚が研ぎ澄まされている状態の自分がいます。

ボトルから流れ落ちる液体に、自然と全神経が集中されます。自分も一緒にスゥ~っとシェーカーに入っていってしますような感覚です。おそらくα波でまくりです。

シェーカーへ入れる氷も、形、状態ともにヨイ感じ。詰め具合も○。

シェーク。振ってる途中に、「あっ、これは120%美味しい!、むしろ自分で飲んでしまいたい・・・。」、と思ったりします。

カクテルグラスへ注ぐ時、注がれている液体のうねりが見えます。

お客さんの前へ、スっとグラスを差し出し、「いただきま~す。」とお客さんがグラスを手にするまでの数秒、カウンターの上に置かれたそのカクテルは「完璧な作品」として、自分の目には映ります。

と、まァ、こんなカクテルが出来る割合は、自分の場合100杯に1杯ぐらいです。もちろん1杯、1杯、一生懸命つくりますし、他の99杯手を抜いているわけでもありません。

ただ様々な条件が、ビタッ、ビタッ、ビタッ!と合わさったとき、その1杯が出来るのではないか?と思います。

大将も、やはりお鮨を握っていて、そういったことがあるといいます。ちなみにそれは「コハダ」だそうです。

シャリ、ネタともに完璧な状態、自分のコンディションも完璧。握り終え、クっと角度を変えてお客さんにピっとだした時、そう最後自分の手を離れた瞬間、「うはー!完璧!」と。

ちなみに、その割合は1年に1個か2個だそうです。

それにしても、よくグルメ本なんかで、鮨屋へ行ったら「コハダ」を食え、なんて書いてありますけど、やっぱ「コハダ」は何か特別な存在なんでしょうか?うちらで言う、「サイドカー」や「マティーニ」に相当するのかな?

これから先、100杯に1杯を、50杯に1杯、10杯に1杯、その割合を少しでも上げていこうと思います。最終的には全てのものを完璧に・・・。出来たら名人ですね。
Comment
≪この記事へのコメント≫
う~ん、プロ(職人)ですねぇ。
快心の出来のカクテルを
是非ともいただきたいものです。
2006/05/29(月) 12:02:54 | URL | ぴたしん #-[ 編集]
まさに「一振一魂」の世界ですね
一杯のカクテルに対する集中力や情熱が、少しずつ確実なものとなって
味に反映されていく。
本当に大変な作業であると思います

それまで気軽に談笑していたバーテンダー氏がひとたび、お客様の注文に向かう時の顔つきは鬼気迫るものがありますよね

特にスタンダードのカクテルは
いつも作っているように見えて
絶対同じ味が出ない気がします

ご自身が作ってみて完璧だと思える
カクテルを一杯をいっぱい作れるようにお祈りします(__)
2006/05/29(月) 22:51:16 | URL | ユタ #-[ 編集]
ぴたしんさん、ユタさん>一杯でも多くつくれるよう、頑張ります。
2006/05/30(火) 04:25:03 | URL | ChiiChii #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
Trackback
この記事のトラックバックURL
≪この記事へのトラックバック≫
SEO対策 < カクテル , バーテンダー , シンガポール >
Designed by aykm. Copyright ©在星バーテンダーの日記(カクテル&海外生活) All Rights Reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。